7歳年下の夫も関与か モリカケより悪質だった「野田聖子」の圧力問題

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“ウチの嫁に話をして…”

 なぜ日本初の「女性総理」を目指してきた彼女が、当局から睨まれるような輩たちと親交を深めるに至ってしまったのか。

 背景には、彼女の夫・文信氏(50)の存在がある。

 さる金融業界関係者の話。

「文信さんは、GACKTさんと一緒に、ある投資家から仮想通貨の話を聞くうちに、より関係を深めていったと聞いています。雨後の筍のように次々と新興の仮想通貨が世に生まれる中で、彼らも一攫千金を狙おうと。結果的に生まれたのがGACKTコインですが、文信さんも企画会社に一枚噛んでいるんです」

 企画会社の登記簿などに目を凝らしても、文信氏の名は確認できないが、一体どういうことだろう。

「現職大臣の夫という立場上、表向きは存在を伏せていますが、文信氏は企画会社に資金を投じ、仮想通貨を普及させようと目論んでいてね。当局に睨まれ、なかなか事業が軌道に乗らないことに業を煮やしたのか、あるパーティーで“ウチの嫁に話をして金融庁に行ってくる”なんて口にして、周囲に“そんなことしたら問題になる”と言われても耳を貸しませんでした」(同)

 なかなか芽の出ない企画会社のメンバーからすれば、野田氏の夫は守護神に見えたに違いない。とやかく煩(うるさ)い金融庁が、頼めばわざわざ出向いて話し合いに応じてくれるのだから――。

 野田氏は強く否定しているが、夫が企画会社の利害関係者なら、金融庁への面会要請は別の意味を持つ。政治家として野田氏は自らの親族に便宜を図った、との誹(そし)りも免れないだろう。

週刊新潮 2018年8月2日号掲載

特集「『モリカケ』より悪質だった金融庁への圧力! 『女性総理』の夢を壊した『野田聖子』総務相の『元反社夫』」より

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