同じマネジメント会社の「北大路欣也」と「大和田伸也」 現場ではどっちがいい人?

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「どんな役でもいいから使って」

「でも、いま北大路さんを悪く言う人はいませんよ。いつも非常に穏やかで仕事に文句なんて言いませんから。そうでなければ、ソフトバンクのCMで“白戸家の犬のお父さん”なんてやりませんよ。北大路さんは自分の役が犬で、しかも自分だけ犬ということを、仕事を受けた後で知ったほどですからね。評判がよかったこともありますが、まさか10年以上も続けることになるとは思いませんでした」(映画関係者)

 あのCMの登場人物で一番の大物にもかかわらず、声しか使わないというギャップも評判になった。また北大路は、吉野家やくら寿司のCMにも出演し、くら寿司では“すしやのシャリカレー”に重厚に驚いてみせてもいた。くるくる寿司なんて絶対行かないくせに……と思ったら、「こっそり何度か行ったことがある」と会見で答えたこともある。意外にも庶民的なのか。

「3年前のNHKの朝ドラ『マッサン』に北大路さんが出演したのをご存知ですか。大河で主役を演じた『龍馬がゆく』のときに、マッサンのモデルの竹鶴政孝さん(1894〜1979)と知り合い、その後も北海道の余市まで訪ねるほどの親交があったために、『どんな役でもいい、酒屋にいる通りがかりの男でもいいから使って欲しい』とNHKに頼み込んで出してもらったんです。いい人でしょう?」(同・映画関係者)

 だが、99年に父・右太衛門(享年92)が亡くなったときに、老人ホームに入れていたことが発覚し、大バッシングを受けたこともある。だがいまや、老人ホームに入れるだけマシという風潮となり、北大路自身も夫婦で介護付き老人ホームに入居しているという。

 となると、扱いにくいのは――。

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