文書改ざん 世論を怖れて不起訴を釈明した「女特捜部長」
肩すかしもいいところである。大山鳴動して、起訴できたのは鼠一匹どころか、零匹だというのだから……。森友問題で、決裁文書改竄などをめぐり告発されていた、財務省の佐川宣寿前理財局長をはじめ、38人全員“シロ”の不起訴が決定。大阪地検特捜部は、異例の“釈明会見”を開いてみせたはいいが、形ばかりで中身は“まっシロ”だった。
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その“敗戦処理”の会見は、5月31日に開かれた。会見場の席には、陣頭指揮を執った捜査の責任者である山本真千子特捜部長のほかに、地検ナンバー2の畝本毅次席検事も同席。...