警察官による警察官射殺――前代未聞の事件をどう見るか 元警察キャリアの作家、古野まほろが分析

社会2018年6月18日掲載

  • 共有
  • ブックマーク

 本年4月11日午後7時47分頃、滋賀県の彦根警察署河瀬駅前交番で、19歳の巡査が、上官である41歳の巡査部長を射殺するという、日本警察前代未聞の事件が発生しました。
 本稿では、事案の詳細を他の媒体に譲りつつ、元警察官としての視点から、背景等の分析を試みます。
 筆致が厳しくなったのは、近著『警察官白書』で、警察官・警察組織のポジティブな面を多く綴ったからです。すなわち、「元警察官であるが今は市民」として、批判すべきは批判し、キレイなことばかりを書きはしない――というフェアな姿勢を保つためです。...

記事全文を読む