「内田監督」が逃亡した「日大病院」VIPルーム 1泊10万円の快適空間

国内 社会 週刊新潮 2018年6月7日号掲載

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 かくも噴き出して止まない日大の暗部。そのすべての発端となった“愚行”の首謀者は、会見以来、姿を表に見せないままである。何しろ内田正人監督は身内の病院に逃亡中。その特別室は、1日10万円のVIPルームだという。

 埼玉県内にある内田監督の自宅。ここを訪れて体調を問うと、

「今は入院中ですから……。何も話せません」

 妻と思しき家人が言葉少なにそう言った。

 内田氏がこの家に戻らなくなったのは、5月23日のこと。この日、ようやく開いた“紛糾”記者会見で醜態を晒した後、そのまま車で、神田駿河台にある日本大学病院に入っていったのである。

「後に日大は、内田さんが入院したことを明らかにしました」

 と言うのは、さる全国紙の社会部デスク。

「理由は“心身の疲労が著しい”というもの。しかし、疲労だけなら、家で静養していればよいでしょ。入院の必要はない。要は、マスコミの手を逃れるための“逃亡”入院ですよ」

 疑惑がかけられた時、追及を逃れるために“病気”と称して入院する――政治家がよく使う手口だが、彼の場合は、より手が込んでいる。その「シェルター」が日大の附属病院であるがゆえに、常務理事の彼は、どんな便宜でも遠慮なく受けられる立場にあるのだ。

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