英国でCAを監禁凌辱 開成出身「エリート証券マン」の素顔

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 なぜか、日本ではあまり報じられていない。英国ロンドン在住の邦人が起こした凄惨な事件。偏差値ランキングで1、2を争う名門、開成高校出身の「エリート証券マン」がCA(キャビンアテンダント)を監禁し、凌辱の限りを尽くした挙げ句に逮捕され、獄中生活を送らねばならなくなったのである。

 野村ホールディングスの現地法人、「ノムラ・インターナショナル」の元幹部である荻原岳彦(40)に、ロンドンの裁判所で禁固11年の判決が下されたのは、3月23日のこと。

「こちらでは、大衆紙の『デイリー・ミラー』や『サン』などでも、そのニュースは報じられました」

 とは、ロンドン在住の日本人ジャーナリスト。

「荻原は2013年9月13日から4日間、ロンドンにある自分のアパートに、知人のCAを監禁し、殴る蹴るの暴行を加えたうえ、レイプを繰り返した。しかも、CAをコントロールするための“服従リスト”なるものまで作成。それには、“自分が寝る前に、セックスしたいか訊ねること”“先に寝ることは許されない”“朝食、昼食の用意をすること”などが記されていました」

 さらに、CAがトイレに行きたいと訴えても、目の前で放尿することを強いたという。

「また、荻原はCAに仕事をやめさせ、友人とも関係を断絶することを要求しました。孤立させることで、心理的、性的に支配下に置こうとしたわけです。でも、CAは身体の傷を携帯電話で撮影し、レイプされた日付などもメモしていた。監禁が解かれると、その証拠を持って警察に駆け込みました」(同)

 その結果、荻原は2件のレイプと2件の性的暴行、1件の傷害の罪に問われた。しかし、一貫して犯行を否認。去年の6月7日に保釈されると、判決を受けないうちに結婚相手まで見つけていたのである。

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