アメフト騒動の折も折… 厳戒態勢で行われた日大「危機管理学部」の進学相談会
関学、日大、加害選手の父、加害選手、日大、また日大、そして5月26日にまた関学――。日本大学アメフト部の悪質プレーをめぐる騒動は、会見がつづく“泥試合”の様相を呈している。そんな折も折、日大の「危機管理学部」が進学相談会を行ったのだが……。
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その名称ゆえ、危機管理学部の存在は騒動当初から一部SNSなどで「ネタ」として扱われてはいた。本格的に火がついたのは、内田正人前監督と井上奨前コーチが立った5月23日の会見。「(日大の)ブランドは落ちません」「あなたしつこい」などと報道陣に向かって言い放つ、同大広報の米倉久邦氏司会っぷりがきっかけだった。
これには、例えば橋下徹元大阪市長が、
〈あの司会は何なんだ?ほんと日本大学の危機管理能力は全くないな。日本大学危機管理部は何してる!!〉
とツイートしたようなツッコミが、あちらこちらで見られるように。これにより、改めて同学部の存在が世間に知られてしまったのである(橋下氏はその後、〈ちゃかしたけど、学生を侮辱したように聞こえたなら申し訳ない〉と謝罪)。そしてタイミングが悪いことに、この会見の3日後の26日に危機管理学部で進学相談会が開かれたというワケである。
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