発達障害と少年犯罪の関係性は? 「負の連鎖」を食い止めるために

社会2018年5月25日掲載

  • 共有
  • ブックマーク

 いまから20年以上前の1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件は、近年の「一般人の想像を超える犯罪」の嚆矢と言えるだろう。
 加害者が当時14歳の少年だったこと、彼が奇妙な言葉使いの「犯行声明」を記していたことなどから、当時は「心の闇」という言葉が使われた。「闇」という言葉が示すように、社会の側も当初は、この衝撃の事態にどのように向き合えばよいのか探りかねている印象があった。

 犯人の「少年A」は、中学生時代に発達障害のひとつである「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」と診断されていたと言われている。...

記事全文を読む