マイノリティイベント参加も“ぼっち” 細野豪志の冴えない休日

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 好天に恵まれた5月6日の代々木公園。そこに枝野幸男・立憲民主党代表を始め、共産党の小池晃氏、社民党の福島瑞穂氏ら、国会議員の方々が休日ルックで勢揃いしていた。

「今年7回目となる、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の権利を訴えるイベント、『東京レインボープライド』です。先生方は、7000人もの一般参加者が渋谷の街を練り歩く“パレード”の先頭グループを務めるために集まって下さいました」(イベント関係者)

 それにしても、と続けて、

「有名どころがこんなに揃うのは初めて。“性的少数者への理解がある”とアピールする機会と考えているのかも」(同)

 そんな中でここ数年必ず参加しているのは、細野豪志衆院議員(写真左端)くらい。なぜなら、超党派のLGBT議連の顧問を務めているがゆえだ。でもその表情に常連の趣きは一切なく、むしろ冴えない。

 政治部記者が解説する。

「麻生財務大臣の辞任を求め、野党6党が国会審議をボイコットしていた先月27日、細野さんは国会に出向き、審議に参加したのです。それを枝野さんが『彼は与党だ』と批判。野党の連中との関係は冷え切っています」

 実際この日、細野氏が野党議員と口を利くことはほとんどなかった。

「希望の党が解党し、民進党と合流して新党となりますが、細野さんはそもそも、誰より早く希望の党に飛び乗ったクチ。今更民進の連中と合わせる顔もなく、結果細野氏は、新党へは不参加となりました」(同)

 身寄りを失った格好のご本人に訊ねると、

「自らやりたいことをやるための選択をしたまでです」

 と強気。が、自らが“政界のマイノリティ”となる日は、そう遠くない。

週刊新潮 2018年5月17日号掲載

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