平松洋子が絶賛! 数時間で完売する「すごいアスパラガス」

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 疲労回復の効果のあるアスパラギン酸をたっぷり含み、身体によくて美味しいアスパラガス。いまや一年中、八百屋に並んでいるが露地ものの旬はなんといっても初夏、北海道では5月の半ばすぎ、まさにこれからが本番なのだ。

 さて、全国1万数千の顧客に支持され、4月中旬の注文開始からわずか数時間でソールドアウトという、すごいアスパラガスがあるのをご存じだろうか。その名も「杉本農産」のグリーンアスパラガスである。

 おいしいもののためならば地の果てどこまでもゆく情熱にあふれた食エッセイの名手、平松洋子さんが、十数年来のファンだという逸品を、著書『日本のすごい味 おいしさは進化する』のなかでこんなふうに紹介している。

「ゆでたてに噛りつくときは、たまらない。……輪郭のくっきりとしたおいしさのアスパラガスである。みちっと詰まった濃いうまみ、スコッと爽快な歯ごたえ。噛んだ瞬間、ジューシーな密度にくらっとする。味覚が記憶するというより、これは脳に刻みこまれる味」

 アスパラガスは手間と時間のかかる野菜で、種をまいてからじっくり株を養成し、収穫までに最低3年を要するという。それを有機肥料と最小限の減農薬、約10万坪の土地を交互に休ませながら地力を上げた1万3千坪の畑で育て上げる。人件費を惜しまず、雑草は人力で取り除くのが杉本農産のスタイルだ。

 この丹精により、芽が出たアスパラガスはわずか3~4日で25センチにも達する。つまり最盛期には時間との戦いで、夜明けから午前中には人の手で収穫、選別、発送をおえて航空便で全国に届ける。パッケージに印刷された「きのうは北海道の畑にいました」という言葉にいつわりなし。届いたクール便をあけると、しっとりと瑞々しい露をまとったアスパラガスがあらわれる。

 新鮮さのあかしは、食べたときによりはっきりわかる。根元の部分の皮もやわらかく、剥いたりする必要はまったくナシ! 茹でてよし蒸してよし、揚げても焼いてもコクのある旨みがたまらない。全国1万数千の顧客が大きくうなずくはずだ。

 杉本農産では、アスパラガスのほかにも、宝石のようなミニトマト、トウモロコシ、ジャガイモなどを販売している。日本の旬の恵みを痛感できる、見事な野菜ぞろい。ぜひ今年、おためしになることをおすすめしたい。
 http://www.shunkashusai.com/

デイリー新潮編集部

2018年5月16日掲載

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