野党再編のジャマになる蓮舫 反感買う「女性総理になりたい」の大言壮語

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上昇志向の塊

 目立ちたがり屋で、一人相撲が得意なのは相変わらず。だから、蓮舫氏は嫌われるのだ。

 元民進党所属のある参院議員が明かす。

「うちから立憲民主党に直接移るのは、日教組などの組織内候補を中心に7、8人。他に、一旦、無所属になって、地元後援会などとの調整を済ませてから移る議員が12、13人いると見られています」

 だが、移籍組のなかには、蓮舫氏への嫌悪感を持つ者が少なくないという。

「蓮舫さんはずっと前から、“私は総理大臣になりたい”と吹聴していました。それが、未だに上昇志向の塊で、同じことを言い続けているから鼻につく。民進党をボロボロにしたうえ逃げていったのに、何を言っているのだと。“あの人とは一緒にやりたくない”と、反感を買っているのです」(同)

 そのため、立憲民主党には入らず、無所属に留まることを検討する議員も出ているほどなのだ。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏が解説する。

「一時、勢いのあった立憲民主党ですが、森友文書改ざん問題や財務次官のセクハラ問題といった攻勢を強めるチャンスを生かせず、徐々に支持率を落としています。旧民進党の多くの議員は、蓮舫さんにトラウマを感じている。彼女がこれ以上目立つようになると、立憲民主党は党勢を拡大できず、さらなる地盤沈下は避けられないでしょうね」

 もはや、疫病神扱いなのである。

週刊新潮 2018年5月3・10日号掲載

ワイド特集「女は二度生まれる」より

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