なでしこ司令塔「阪口夢穂」 実父が告白する“お縄になった過去”

スポーツ週刊新潮 2018年5月3・10日号掲載

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 澤穂希を筆頭に川澄、丸山、宮間……W杯を制覇し、一大旋風を巻き起こしたサッカー日本女子代表“なでしこジャパン”の当時のメンバーは思い浮かぶが、今のメンバーは、はて……なんて方は、この機会に覚えていただきたい。背番号10のMF阪口夢穂(みずほ)(30)を。

 阪口もまた、2011年W杯メンバー、つまり国民栄誉賞受賞メンバーである。

「ただ、当時は守備的な役割で、あまり目立っていなかった。現在は正真正銘、チームの司令塔です」

 とスポーツ紙記者が語る。

「先頃ヨルダンで行われたアジア杯でも活躍しました。“1点以上獲って引き分けか勝利なら19年W杯出場決定”という局面で迎えたグループステージのオーストラリア戦で、阪口は値千金のゴールを決めました」

 試合は辛くも1-1で引き分けとなり、めでたくW杯切符を獲得。プレッシャーから解放されたチームは余勢を駆って決勝に勝利し、アジア杯連覇を果たした。

「私も妻とテレビで観戦していました」

 と語るのは、阪口のお父君(52)である。厳密には継父で血の繋がりはない。彼が、現在の妻つまり阪口の実母、そして阪口を含む連れ子4人と共に暮らすようになったのは、阪口が小学校高学年の頃だった。

「夢穂は、高校卒業と同時に家を出るまで一緒に住んでいました。夢穂の試合を観に行くようになったのは、W杯で優勝してからですね。それまでは女子サッカー自体それほどメジャーではなくて、私もあまり興味がなかったものですから。今は、年に何回か帰ってきたときに、一緒にご飯を食べに行くくらいかな。去年の年末も帰ってきてました」(同)

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