“お前、遊んで捨てられるぞ”“手料理が食べたい” 財務省「セクハラ次官」発言集

政治週刊新潮 2018年4月19日号掲載

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動物的な勝負勘の人

 差し当たって財務省では、カミ(決裁文書)とゴミの問題で、当の職員らは汲々としているように映る。文書の改ざんに加え、ゴミ撤去費を巡り、財務省から学校法人・森友学園側に口裏合わせを依頼していたことを認めたからだ。更に、籠池泰典前理事長に対し、「しばらく雲隠れするように」と、当時の理財局長である佐川氏が指示したことも明らかになっている。財務省内の声を拾ってみると、

「理財局は地獄ですね。ただ、寝ずに答弁を作ったりというバタバタは予算が通ったので一段落。今は皆、処分がいつあって人事がどう変わるか、ということを考え始めているようです。でも一方で、98年の大蔵不祥事の時と違うのは、他局が割と傍観の態だということ。官房の秘書課が省内調査で巻き込まれていることを除けば、主計局も主税局も“オレたち関係ないよね”という感じです」

 省トップ・福田次官にとっても対岸の火事なのか。

「まあそういうことでしょう。自分に関するリスクは別として、危機を察知する嗅覚が鋭く、対処も迅速です。勉強ができた秀才タイプではなく、動物的な勝負勘の人。麻雀ばかりやってますから、それで鍛えられたんでしょう。でも、そういうこととOB人事以外には関心がありません。予算の詳細について部下を詰(なじ)ることなどもゼロ。もちろん、省内のマネージメントも含めてね。驚くほどですよ。あとよく耳にするのは……」

 と付け足して、

「“ホテル行こうよ〜”とかセクハラしまくってる件ですか? 被害者の会ができるんじゃないですか」

 と、この職員が苦笑するほどで、事実、それは会の結成こそされないまでも、地下茎の如く霞が関にしっかり根付いているのだ。

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