「原発の水に愛と感謝」「世の全ては渦」 アッキーを精神分析

国内 政治 週刊新潮 2018年4月5日号掲載

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「地球の成り立ちも渦で、宇宙に通じている全てが渦」――。もしこんなことを真顔で言う人がいたら、曖昧に笑みを浮かべつつ、遠巻きにして近づかないようにするのが大人の振る舞いというものであろう。君子危うきに近寄らず。だが、幸か不幸か、我々は「その人」を避けて通ることはできない。この言葉の主は、誰あろう日本のファーストレディだからである。

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 まるで新興宗教の教祖の如き「渦発言」は、安倍昭恵氏(55)が居酒屋「UZU」を開店した際、店名の由来について本誌(「週刊新潮」)に語ったものだ。彼女のスピリチュアル語録はこれに留まらず、例えば、

「麻というのはとても波動の高い植物であって、その天と宇宙と人間をつなぐような植物であると」(2016年7月のパネルディスカッションにて)

 また「3・11」後には、

〈水はすべての情報を記憶するそうです。(中略)福島原発の水に愛と感謝を送って下さい〉(11年3月30日付昭恵氏のブログより)

 さらに安倍総理と夫婦喧嘩になった時は、

〈「だって、神様はそんなことを望んでないもの」/「神を出されたら、話にもならん」/となって、ケンカはおしまいに〉(昭恵氏の著書『「私」を生きる』より)

 渦、波動、神……。一体、彼女の精神構造はどうなっているのだろうか。

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