藤井聡太にバレンタインチョコ300個 “将棋めし”にはならず

エンタメ週刊新潮 2018年3月15日号掲載

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「将棋めし」をご存じだろうか。対局中、棋士は昼と晩の食事やおやつを口にできる。カーリング女子でいえば「もぐもぐタイム」だが、何を選ぶかは棋士次第。この時期はファンから届いたバレンタインチョコの“消化試合”に忙しいというけれど、あの藤井聡太・新六段の場合、そうも出来ない事情があるのだった。

 藤井六段といえば、先月の朝日杯オープン戦で羽生善治二冠を破り、15歳6カ月で史上最年少となる棋戦優勝と昇段を果たしたばかり。

 実はその棋戦でも、「将棋めし」が影の主役として話題を集めていたのである。

 観戦記者が解説する。

「スポンサーのひとつが、コンビニ大手・ローソンだったので、羽生さんと藤井さんには市販されている弁当やお菓子が提供されたんですがね。一部のファンからは、コンビニの弁当やスイーツでは棋士の胃袋が満足しない。名勝負にならなかったらどうするんだ、なんて批判も出たんです」

 それだけ脳を酷使する棋士の“食”は重要視されているのだ。実際、「ひふみん」こと加藤一二三九段は、チーズや板チョコを頬張るのが有名で、最高10枚を平らげた記録を持つ。藤井六段も好物のチョコを持参するのは、ファンにとっておなじみの光景なんだとか。

 そんな彼だけに、ファンからのバレンタインチョコが殺到したことでも話題をさらった。2月14日当日は公式戦が行われ、所属する将棋連盟は対局前の混乱を懸念し、史上初となる“手渡し自粛のお願い”の告知をSNS上に掲載。そのため、東京と大阪の将棋会館に、小包のチョコが殺到したというのである。

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