藤井聡太にバレンタインチョコ300個 “将棋めし”にはならず

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チョコの数は〈非公表〉

 気になるその数は〈非公表〉とされているが、

「藤井六段宛てには、ダンボールに持ち帰れないほど、本当に溢れんばかりのチョコが全国から届きましてね。目算で300個は超えていたと思いますよ」

 とは、さる将棋連盟関係者。次いで多かったのは、100個前後届いた羽生二冠や連盟会長の佐藤康光九段だったというから、ここでも藤井六段は大先輩らを圧倒していたことになる。

 先の記者が話を継ぐには、

「藤井六段は“今まで全く縁がありませんでした。応援して頂けるのはありがたく思っています”なんてハニカミながら話していましたけどね。実は“学校とか自宅でもたくさん貰ったんです”と言っていました」

 まさに公私ともに嬉しい悲鳴の藤井六段だが、チョコの行方を聞けば手放しで喜べない事情が垣間見える。

 前出の連盟関係者が言う。

「せっかく送って貰ったファンの方々には申し訳ないのですが、チョコは連盟で預かる形になりまして、職員や棋士の卵の奨励会員などに配ってしまったそうです。当初はご自宅に郵送しようとか、少しずつご本人に持ち帰って貰おうなどと検討したそうですが数が多かったので。やはり口に入れるものだから、万が一のこともありますし……」

 確かに、アイドルなどを抱える大手芸能プロも、ファンから届いたチョコなど食品の類は、本人には渡さず事務所で処理しているという。まさに藤井六段も芸能人並みの扱いを受けている証だが、それは彼が口にする「将棋めし」に、ファンから寄せられたチョコが選ばれないことを意味する。

 藤井六段ご本人に代わって母親に話を聞くと、

「大半は連盟に届いたと聞いていますが、いくつかは自宅や学校で受け取ったと。たくさん頂いたようで、本当にありがたいことです。(意中の女性からのメッセージがついていたかは)わかりません。いやいや、まだ普通の中学生ですから、そっとしておいて頂ければ」

 対局中にもぐもぐされるチョコは、藤井六段が認めた女性からの“本命”に限られることになりそうだ。

週刊新潮 2018年3月15日号掲載

ワイド特集「グレイテスト・ショーマン」より

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