トップ3がニュースに 「諸見里しのぶ」長きトンネルの先

スポーツ週刊新潮 2018年3月15日号掲載

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 国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)が行われ、諸見里しのぶ(31)が3位タイでフィニッシュした。

 これはニュースである。

 2009年に大ブレイクした諸見里は、6勝を挙げ、賞金1億6526万円を獲得。この年は同じく6勝した横峯さくらに975万円及ばなかったが、例年なら楽々賞金女王の成績だ。

 だが、それ以降は優勝から無縁に。トップ3ですら12年以来ご無沙汰である。この大会は、所属先ダイキン工業の冠大会ゆえ、推薦枠で出場し続けているが、ツアーシード権も長らく喪ったままである。

「長い間、原因不明の肋骨痛に苦しんでいました。16年には休養宣言して、獲得賞金はゼロ円でした」

 とゴルフ記者が語る。

「幸い肋骨痛は今のところ鳴りを潜めているようです。ただ、往時は飛ばし屋で鳴らしましたが、今はさっぱりですね。代わりにパット、特にロングパットが不思議なくらい入っていました」

 今大会のデータを見ると、平均飛距離は219ヤードで94位だが、平均パット数は1・6579で2位だ。

 3位以内に入れば次の試合の出場権が得られる。

 試合後の諸見里は、

「予想外のことで……スケジュールどうしよう」

 と苦笑しつつ、

「リランキングがあるので頑張りたいなと思います」

 と気を引き締めた。リランキングというのは今季から導入された制度で、ツアー前半戦のランク上位者に後半戦の出場資格を与えるというものだ。当落ラインは1000万円前後とされ、諸見里はこの大会で427万円稼いだ。

 次戦「ヨコハマタイヤ PRGRレディスカップ」は高知で開催中である。