イヴァンカにEXO、ビビンパ… 「文在寅」心尽くしの始末

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 17日間に亘った平昌五輪。2月25日の閉会式に華を添えたのは、韓流スターのEXO(エクソ)やCL(シーエル)だった。

「EXOたちは、その労をねぎらいたいからと文在寅大統領の側にも呼び寄せられたのですが、じつは本当に会いたがっていたのはイヴァンカさん。“うちの子供たちが大ファンなの”と大喜びだったそうです」(全国紙五輪取材班記者)

 米代表団団長として23日から訪韓したイヴァンカさん(36)。言わずと知れたトランプ米大統領の愛娘。公的には補佐官の一人に過ぎないが、やはり米大統領に直結する人物ではある。

「とくに昨年11月の訪韓が急遽キャンセルされ、東京では安倍総理の歓待を受けたのに、と韓国外交部は恨み節。その反動か文大統領は彼女を下にも置かぬ待遇でした。来韓初日には、青瓦台の“離れ”とも言える常春斎(サンチュンジェ)という純韓国式迎賓施設で夕食会。北朝鮮の独裁者の妹・金与正との会食は本館“大ホール”でしかない忠武室(チュンムシル)。明らかに差をつけているのです」(同)

 ユダヤ教徒である正客(メインゲスト)のイヴァンカさんに合わせて豚肉等を避けたのは外交のイロハだが、韓国料理を誉められたいのか、メインメニューはビビンパやモヤシのスープなどだった。

「翌日も大統領夫人と外務大臣がスノボ競技の観戦などに終始同行。彼女は選手と写真を撮ってはしゃいでいただけですが……」(同)

 そもそも彼女に外交スキルは無く、CNNも訪韓を「外交の練習」と報じた。

「結局、米国でも人寄せパンダと見られています。開会式に副大統領、閉会式に大統領の肉親を送れば、韓国にも顔は立ちますからね」

 と話すのは、国際ジャーナリストの春名幹男氏。

「韓国にしても、北朝鮮問題だけでなく、今はFTAなど対米貿易問題も大きくなっている。予測不能のトランプは、娘を使ってうまくおだてておくに限ると考えたのでしょう」

 外交儀礼無視でちやほやの3泊4日。成果はイヴァンカさんのインスタだけ?

週刊新潮 2018年3月8日号掲載

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