“ポスト安倍”の呼び声高い「岸田文雄」政調会長は“超つまらない男”

国内 政治

  • ブックマーク

Advertisement

初詣に重大発言?

 記者たちは広島に赴いた。そこで岸田政調会長の発言を待った。ところが、総裁選について聞くと――、

岸田:今の時点で何か申し上げるのは控えたい。

「みんな呆れてましたよ。わざわざそんなこと聞きに来たんじゃないですからね。内容がなさ過ぎて、ほとんどの社が記事にしませんでしたから」

 その後の1月15日。岸田政調会長は、麻生太郎財務相との日本料理店での会食を終え、車に乗り込むところを記者につかまった。岸田政調会長には、大宏池会構想を持ちかけた麻生外相の誘いを断った経緯がある。わざわざ2人が会うのは、重要な会合だったに違いないが――、

岸田:いや、それ(総裁選)は何も決まってません。色んな意見交換をしました。いいアドバイスをいただきました。以上です。
 
 さらに1月25日。今度は安倍首相と会食した後は――、

岸田:国会あるいは今の政治状況について、いろいろ話をした。

 ――誤解を恐れずに言えば、この人は、つまらない男である。人間として、政治家として魅力に欠ける。総裁選に出られるような“タマ”ではないようで。

 ***

週刊新潮WEB取材班

2018年2月2日掲載

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。