不倫でテレビとCMから消えた「斉藤由貴」に救いの手を差しのべる人

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 美魔女復帰も不倫報道で潰えた斉藤由貴(51)、新年を迎えてもまだその姿を見ることはない――。

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 現在、彼女の公式ホームページにスケジュールとして発表されている仕事は2つ。すでに撮影済みで4月より公開される映画「いぬやしき」(主演・木梨憲武)と、手話普及推進大使――これだけである。

 1984年の第1回東宝シンデレラオーディションで、最終選考まで残ったことが芸能界入りのきっかけ。ちなみにこの時に優勝したのが沢口靖子(52)だ。

 翌85年に「卒業」で歌手デビューして35万枚のヒット。この年にスタートしたドラマ「スケバン刑事」(フジテレビ系)で連ドラ初主演。さらに86年にはNHK朝ドラ「はね駒」のヒロインを務めるなど、演技力も評価されて人気は不動のものに。この年には紅白へも出場し、紅組キャプテンをも務めた。

尾崎豊、そして川崎麻世

「アイドル歌手として、また女優としても絶頂の91年に報じられたのが、尾崎豊との北海道への不倫旅行です。デビュー時からモルモン教徒のため、コーヒーなどの刺激物は飲まないと言っていましたね。もちろん不倫などもってのほかですが、この時には厳格な信者である父への反発からとも言われました。釈明会見に現れた斉藤が、不倫相手の尾崎を『同士みたいな感じ』と言っていたのが印象深い。思えば、この時から釈明会見での彼女の台詞は面白かった。翌92年にはその尾崎が急死。ドラマの撮影中だったという斉藤はその報を聞いて泣き崩れたといいます。しかし、93年に報じられたのが2度目の不倫で、今度の相手は川崎麻世(54)。この時には『既婚者と分かっていながら、好きになってしまい、自分はつくづく学ばない人間だと感じた』と会見で語りました。達観しているというのか、なんだか当事者の言葉という感じがしないんですね。そして翌年に結婚したのが現在の旦那さんで、こちらもモルモン教徒と言われています。結婚してからは仕事もセーブし、3人の子供にも恵まれた。07年に放送された昼ドラ『お・ばんざい!』(TBS系)に出演した頃には“おっかさん”と呼んでもいいほど太っていましたから、幸せなんだろうなと思っていたのですが……」(芸能記者)

 しかし、二度あることは三度ある。昨年報じられたのが医師とのW不倫である。

「数年前からドラマに復帰しはじめ、少なくとも2016年に『かもしれない女優たち』(フジ系)で、井川遥や広末涼子と共演した時には、痩せてすっかり昔の体型を取り戻していましたね。その後は、“復活”とまで言われたように、ドラマ、映画、そしてCMに引っ張りだことなっていました。特にauのCMで夏帆(26)の母親役として共演した時には、斉藤の方が可愛いとまで思った往年のファンも多かったのではないでしょうか。そこに3度目の不倫騒動ですからね」

 この時の会見は、まだ不倫を認めていない時のものだったが、不倫報道から卒業したいかと問われて、「今考えているのは、気が利いたことを言ったほうがいいのかと思ってもそういう場じゃないし、答えようがないです」というものだった。

「決してはぐらかしているというものではなく、一貫して斉藤由貴なんですよ。この報道で、CMも更新を辞退し、出演が決まっていたNHK大河『西郷どん』も降りざるを得なくなった。今後は新しい仕事もなかなか入らないでしょうね。斉藤のドラマは1話50~60万と言わていますし、CMもなくなると事務所だって辛い。マネージャーは『10年間はCMは無理』と困り果てているそうですよ」(同)

リアル美魔女

 そのせいか、同じ東宝芸能所属の沢口靖子が大車輪の活躍を見せている。男の噂は聞かないが、放送中の「科捜研の女」(テレビ朝日系)はもちろん、CMではヤマザキビスケット「ルヴァン」で“リッツ”から続くパーティ三昧、月桂冠「月」では脅威の歌声を披露するなど、事務所を支えている。

 しかし、そこへ救いの手を差し出しているのがインターネットTVという。

「地上波ではいろいろうるさいスポンサーもネットではゆるい。もちろんギャラも半分程度になってしまいますが、不倫報道も3度目となり、いまや美魔女としてのリアル感は増しています。若い頃はカラミどころかキスシーンすらなかったのに、キス写真まで流出しましたからね。今後の斉藤に期待するファンは多いのではないでしょうか」(事情通)

 ところで、現在、仕事もない斉藤はどうしているのだろうか。

「意外なほどケロッとしているそうですよ。ほんとうに反省しているのやら……」(同)

 不倫も3度目ともなれば、動じないのだろうか。綺麗なうちに、再度の復活をファンは望んでいる。この困難を乗り越えれば、レジェンド斉藤の完成だ。
 

週刊新潮WEB取材班

2018年1月19日掲載

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