八百長だらけのモンゴル相撲 5回戦進出までに2500万円が必要!?

スポーツ週刊新潮 2017年12月14日号掲載

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 人間、一旦身についた癖は、なかなか直らない。モンゴル力士たちの取組にも染みついた癖は見てとれる。さりとて、こんなことまで彼らの癖になっているとは信じたくないが……。

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 大相撲の力士にモンゴル人が多いのは、かの国でも相撲が盛んだから、と説明されるが、モンゴル相撲とはどんな競技なのか。

「現地での正式名称は“ブフ”。中国の自治区である内モンゴルのものと、モンゴル国のものに分かれますが、日本で知られているのは後者。いま問題になっているモンゴル力士たちはモンゴル国出身ですから」

 モンゴルの事情に詳しいジャーナリストの説明だが、日本の相撲とどう違うのか。

「土俵がないので押しても意味がない。600種類にも及ぶ技は、足技と投げ技中心です。また掌が地面に付いただけではだめで、 肘、膝、背中、お尻、頭などが地面に付かないと負けにならない。だから、どちらかの身体が地面に付くまで延々と取り続けるんです」

 モンゴル力士たちの、やたらと投げを打つ“癖”のわけを見たり。で、モンゴルにおける“ブフ”の“場所”はどんなものか。

「毎年、7月11日の革命記念日から3日間、ナーダムという民族の祭典に際し、首都ウランバートルの中央スタジアムに、地方大会を勝ち抜いた512人の力士が一堂に集まって勝敗を競うトーナメント形式の対戦が、最大のものです。朝青龍のお兄さんも白鵬(32)のお父さんも、このナーダムで何度も優勝しています」

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