「のん」がTBS「東大王SP」で“芸能人”として認められなかったヘンな理由
「レプロが能年を消さない」
だが実を言うと、この番組での出題は《今年の「日本タレント名鑑2017」「TVスター名鑑2017」に掲載されている、全てひらがな表記の人物名・グループ名をお答えください》というものだった。TBSに尋ねたところで、「ルールに則ったまで」ということだろう。
では、なぜ“のん”は名鑑に掲載されていないのか、出版元に聞いてみた。
まずは「日本タレント名鑑」(9000円+税)のVIPタイムス社だ。
「あの方は所属がハッキリしていないんですよね。もちろんご本人は独立を謳っていらっしゃいますが、元の所属事務所はいまだにホームページからも能年さんを所属タレントとして掲載を続けていますからね。ですから2017年版では、“のん”でも“能年玲奈”でも掲載していません。ちなみに2016年版では能年玲奈として掲載していたのですが」
続いて「TVスター名鑑」(1000円+税)の東京ニュース通信社。
「あーあの番組ですか。番組で紹介された『TVスター名鑑2017』ではたしかに“のん”では掲載されてません。“能年玲奈”で掲載されています。なぜって、昨年版ですからね。『2017』は昨年夏頃には編集作業に入っているので、まだ旧事務所は契約が続いていると言っていましたしね。今年の『2018』(11月1日発売)では、“のん”も“能年”も載せていません。今でも“のん”は独立と言っているし、旧事務所は所属タレントでいるかのようにしていますから」
「TVスター名鑑2017」は今年ではなく昨年版だそうですよ、TBSさん。
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