高円宮家「典子さま」が別居状態 縁結びの神・出雲大社に垂れこむ暗雲

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宮司家嫡男と高円宮家「典子さま」 夫婦破綻で進む遠大なる離婚計画(上)

 高円宮典子さま(29)と出雲大社の宮司嫡男・千家国麿(せんげくにまろ)氏(44)が華燭の典をあげたのは3年前のことである。眩しく煌めく1日――。だが、既に2人は別居状態にある。よりにもよって縁結びの神を祀る大社に垂れこむ暗雲……。

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 高円宮憲仁親王(2002年に薨去)と久子妃殿下(64)の間に次女として典子さまが生を享(う)けたのは、1988年だった。ご夫妻はこれに先立つ86年に承子(つぐこ)さま、そして90年に絢子(あやこ)さまと3姉妹に恵まれている。

 本稿ではその典子さまと伴侶との結婚生活の破綻、そして奇異な“離婚計画”を取り上げるが、まず、結婚までの経緯に触れておく。

 典子さまは11年に学習院大を卒(お)えてからは進学や就職はせず、皇族としての公務に臨んでいた。

 14年5月、千家国麿氏(現・出雲大社権宮司)との婚約内定を発表。彼は出雲大社トップの宮司・千家尊祐(たかまさ)氏(74)の嫡男である。その折に、2人の出会いが07年4月であること、共通の趣味であるバードウォッチングで愛を育んだことが明らかになった。

 そして10月5日、出雲大社での挙式――。

 午前11時、出雲大社の参道をゆっくりと進む典子さんは髪をおすべらかしに結い、黄色の袿(うちき)、紫の袴姿。隣を歩く国麿氏も千家家伝統の黒の衣冠に身を包み、両名揃って絵巻物から飛び出してきたような恰好である。あとに続く親族の顔はみな晴れやかで、沿道は多くの人が笑顔で振る日の丸の小旗で彩られ、祝福の声に満ちていた――。

 戦後に結婚して皇籍を離脱した女子が黒田清子さんに続いて6人目となった瞬間。典子さまから典子さんになったこの14年10月5日が光であるとして、結婚にはむろん影もつきまとう。

 これまでも、2人の仲を詮索する声がないわけではなかった。関連記事の見出しを拾ってみたら、

〈憂慮される“雅子さまとの符合”… 典子さん出雲から消えた!〉

〈千家典子さん別居説も出る頻繁すぎる里帰り〉

 と、物々しい。概して「出雲で典子さんをほとんど見かけない」「宮邸に里帰りする頻度が高すぎる」とコメントする関係者が登場する一方、「出雲ではオーラを消しているだけ」「いやいや大事な行事の時には出雲にいますよ」と語る人物もいる。何があるのかないのか、判然としない内容だった。

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