書き入れ時に“54年ぶり大噴火” バリ島の損害
常夏の島・バリ。年末年始をこのインドネシアのリゾートで過ごす観光客も多く、まさに書き入れ時はこれから。だが、11月21日から同島最高峰のアグン山(3031メートル)が断続的に噴火。27日からはバリの国際空港も閉鎖を余儀なくされた。
「とにかく火山灰が飛行機の大敵。ジェットエンジンが粘着性のある火山灰を大量に吸い込んで詰まってしまい、灰に含まれる固いガラス質はエンジンのブレードを傷めてしまう。とくに旅客機の巡航高度である1万メートル前後まで噴煙が上がってきたらアウトです」(エアライン関係者)
...