来季シード争いに敗れた“美女ゴルファー”3人

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 彼女たちにとっては、さしずめ“地獄への招待状”が届いた、とでも言おうか。

 賞金女王争いは、11月23日から行われた成績上位者によるツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」までもつれたが、年間賞金ランキング50位以内に付与される来季シード権は、前週に行われた「大王製紙エリエールレディス」で確定した。来季からリランキング制度が導入され、同51位から55位までの選手に“来季前半戦のみ出場可”という限定的なシード権が与えられるが、56位以下にそのような救済はない。新人らと共に予選会(QT)を受けなければならないのだ。

 今回シード落ちした選手を見ると、いわゆる“美女ゴルファー”と呼ばれている選手が少なくない。

 タイガー・ウッズの記録に並ぶ8歳で「世界ジュニア」を制し、プロ入り後は金髪ミニスカのヘソ出しルックスが脚光を浴びた金田久美子(28)。2011年フジサンケイレディスクラシックで初優勝を果たすも、その後は勝ち星なし。今季は「伊藤園レディス」で3位に食い込むも、賞金ランクは62位の約1765万円。50位・大山志保との差は約474万円だった。

 同じく15年のフジサンケイを制した“清純派”、藤田光里(23)もまだこの1勝止まり。今季はベストが24位と見せ場がなく、賞金ランクは88位、約663万円の稼ぎに止まった。

 藤田と同期で、モデル体型が男性客を惑わす松森彩夏(23)も、昨秋の「富士通レディース」で優勝してから2勝目が遠い。今年のフジサンケイで3位になったものの、年間獲得賞金は約1576万円で66位だった。

「今年のQTは、勝みなみら“黄金世代”の登竜門。例年以上に厳しい戦いが待っています」(ゴルフ記者)

 ふたたび彼女たちの美貌を拝める日は来るのか。

週刊新潮 2017年11月30日掲載

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