アッキー経営の居酒屋「UZU」5周年で銀座「記念パーティー」の“意気軒昂”

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《UZUは故郷・山口県下関市の「昭恵農場」で育てた無農薬のお米「昭恵米」を多くの方にお召し上がりいただきたいという思いからオープンしました》

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 冒頭に表示される一文を見ただけで、誰もが出典を言い当てるに違いない。安倍首相の妻、安倍昭恵夫人が手がけた居酒屋「UZU」(東京都千代田区内神田)の公式サイトだ。

 例えば「週刊新潮」が、この店を最初に取り上げたのは「寂しき『未来のファースト・レディー』 裏路地の居酒屋女将になった『安倍昭恵』の隙間風」で、2012年の10月25日号に掲載されている。

 発行年に注目して頂きたい。「12年」ということは、そう、今年17年で5周年を迎えたのだ。これには安倍支持派も反対派も、右翼も左翼も中道もノンポリも、昭恵夫人のファンもアンチも、誰もが等しく驚くのではないだろうか。

 何しろ安倍首相や、その母の洋子氏が、「居酒屋経営を快く思っていない」という報道は、オープン当初から少なくなかった。というか、そう考えるほうが自然だろう。潰れると予測していた人も多かったのではないか。しかしながら「石の上にも3年」を過ぎ、なんと5年間も実直に経営を続けたのだ。

 これを昭恵夫人が喜んだとしても、自分を誇りに思ったとしても、それは別に問題ではない。むしろ店の経営者として当然だ。しかし感激を表現するにも、色々な方法がある。もし、昭恵夫人が、11月18日の土曜に、「UZU開店5周年記念」のパーティーを、会費1万2000円を取って開いたとしたら、読者諸兄姉はどうお感じになるだろうか?

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