文春砲は誤報か? 宮根誠司「日テレ降板」→「フジ電撃移籍」記事のネタ元

エンタメ2017年11月2日掲載

人事案を潰すためのリーク

 文春が書いた「視聴率が下がり追い込まれる前に辞めて、キャスターとしての商品価値をキープしたい」というのは宮根氏側の本音だ。「虚」の中にリアルな「実」を入れると、表面的に記事の信憑性は高まる。ヒトラーの「大衆は、小さな嘘より大きな嘘にだまされやすい」とうそぶいたが、宮根氏サイドは大きな嘘に小さな真実をまぶしてリークしたと言えるかもしれない。

「仮に讀賣テレビが宮根さんを切ることを決断し、フジテレビが来年春の番組リニューアルのために獲得へ動くとして、その交渉完了のデッドラインは同じ18年の1月になります。広告代理店を呼び、『今年の春は、こういう番組を放送します』と説明し、スポンサーを集めてもらう必要があるからです。今年の夏頃から『視聴率が落ちているよね』という話題が出ていたとして、まさに讀賣テレビやフジテレビにとって10月という時期は『宮根氏を辞めさせるか、続投させるか』、『宮根氏を獲得するか、スルーするか』という決断を下さなければならない、最も重要な時期にあたります」(同・キー局中堅社員)

 そして文春に“スクープ記事”が掲載された。これを、キー局の中堅社員は、次のように読み解く。

「自分をクビにしようとする動きを察知したらどうすればいいか。大手・名門企業でも、政治家でも、それこそヤクザの組長でも似た動きをすることがありますが、あえて自分の地位が危機だとマスコミ1社を選んでリークしてしまうんです。まさにスクープですから、その社は力を入れて報じる。地位のある人間を辞任に追い込むには、秘密裏に動くのが鉄則です。情報が漏れてしまえば絶対に動きにくい。実際、これで讀賣テレビは全く身動きできない状態になったはずです」

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