文春砲は誤報か? 宮根誠司「日テレ降板」→「フジ電撃移籍」記事のネタ元

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何と「文春は被害者」という証言

「週刊文春」2017年10月26日号で「スクープ」の文字が躍った記事は「宮根誠司(54)『ミヤネ屋』降板 フジ新番組に電撃移籍」だった。

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《「宮根さんは来年三月末で、『ミヤネ屋を降板します』」こう断言するのは、大阪の讀賣テレビ関係者だ》

 これが特集記事の冒頭だ。内容に絶対の自信を持っていることが伝わってくる。だが、これを受けて「ミヤネ屋」は10月19日、宮根氏本人が報道を否定する。

 人工知能(AI)のニュースを紹介している際、唐突に「文春さん見たらさ、ミヤネ屋3 月で降板させられちゃうの、僕?」と番組スタッフに質問。スタッフが否定のジェスチャーを示すと、「私、4月以降もやらせていただきますので、よろしくお願い致します」と頭を下げたのだ。

 更に文春は赤っ恥をかかされる。今度はフジテレビの宮内正喜新社長が10 月27日に定例会見を行い、文春のスクープ記事についてのコメントを求められると、「フジテレビも見解を申し上げておきます。そういう事実はありません」と全否定したのだ。

 となれば、週刊文春のが得意とする「文春砲」は空砲か発射ミス。要するに大誤報と判断すべきなのだが、「そうでもなく、むしろ文春さんは被害者という話なんです」とキー局幹部が証言するのだから真相は複雑だ。その内容をお伝えする前に、まずは文春が示した“宮根氏電撃移籍の見取り図”を確認させて頂こう。

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