カピバラ「枝野幸男」を支えた“スッチー妻”の素顔

国内 政治

  • ブックマーク

Advertisement

“よくやったな”

 希望の党の失速で、反自民党の受け皿となった立憲民主党。将来、仮に政権交代が起これば総理の椅子に座ることもあり得る枝野代表だが、その政治活動を支えるのは、日本航空の元国際線スチュワーデスの和子夫人である。

 実は、和子夫人の父親も枝野代表と同じく弁護士。

 両家の共通の知り合いに引き合わされ、2人は19年前に結婚。その後、不妊治療のすえに、現在、11歳になる双子の男児を授かったという。

 夫婦二人三脚で、7回目の選挙戦に臨んだ和子夫人に聞くと、

「枝野が党を立ち上げたことについては、“よくやったな”と思います。本人は民進党の代表代行として、党の決定に従うつもりでしたが、やはり、希望の党との考え方の違いに疑問を持っていたようです。新党の立ち上げを聞いたのは、公表した10月1日の前日でした。事前の相談はなく、驚きはしましたけど、素晴らしいことだと後押しすることにしました。ただ、これからも夫の仕事には口出しせず、しっかり子育てをするのが、内助の功としての私の務めだと思っています」

 アッキーと元スッチーが、ファーストレディの座を争うことになったわけだ。

週刊新潮 2017年11月2日号掲載

特集「怨念と策謀が渦巻いた 女たちの『関ヶ原』」より

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。