渋滞にも見舞われて… 秋篠宮ご夫妻の“地球の裏側”親善訪問

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 長女眞子さまはご婚約、次女佳子さまは英国留学と、このところ何かと慌ただしい秋篠宮家。今度は当のご夫妻が、南米・チリを訪問された。

 宮内庁担当記者の話。

「今回の公式訪問の主な目的は、外交関係樹立120周年記念式典へのご出席なのですが、なんせチリは地球の裏側。それだけではもったいないと、国際親善を兼ね、チリ国内の各地を巡る10日間の大旅行が組まれたのです」

 先月25日午前、羽田から民間機で出発されたご夫妻は、ドイツ、ブラジルを経由し、現地時間26日、首都・サンティアゴへ到着。

「長旅の疲れも見せず、さっそく初日から日系人代表者らとの懇談や、博物館の視察と、スケジュールをこなされていました」(同)

 その翌日は、記念式典会場のモネダ宮殿(大統領官邸)へ。

 式典に同席した日系人コミュニティ関係者が言う。

「式典後の昼食会にも招かれていたのですが、どんな豪華な料理かと思っていたら、蟹のサラダから始まり、メロという、現地でよく食べる白身魚のソテー、そして野菜炒めと、意外にも飾り気のないチリの家庭料理。素朴な味わいにご夫妻も、ほっとされたのでは」

 それも束の間。あくる日はサンティアゴから120キロ離れたところにある、太平洋に面した都市・バルパライソへ移動。日本の技術協力によって設立された津波予測施設を訪問され、東日本大震災による津波が、チリまで到達した際の状況について説明を受けられた。

 その後首都に戻り、夕方から滞在先のホテルで、現地で働く日本人との懇親会が予定されていたのだが、

「乗られていたお車が、サンティアゴ名物の交通渋滞に巻き込まれ、会場到着が1時間ほど遅れました。さすがにお二人とも疲れ切っているご様子で、宮様のお話しされる声も小さく、か細かったですね」(参加者)

 長旅を終えたご夫妻は2日、帰国の途に就かれた。

週刊新潮 2017年10月12日神無月増大号掲載

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