菅田将暉の出たがりパパ明かす、次なる野望は「息子のハリウッド進出」

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 親の七光りならぬ、“子の七光り”とでも言うべきか。ドラマにCMと人気沸騰中の若手俳優・菅田将暉(すだまさき)(24)だが、“出たがりパパ”として知られる彼の父親に、報道番組への出演依頼が舞い込んで来たという。しかも、次なる野望は、なんと息子の「ハリウッド進出」とぶち上げるのだ。

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 終盤に差し掛かったNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に、9月から虎松(のちの井伊直政)役での出演が始まった菅田。CMのau三太郎シリーズも好評で、まさにブレイク中だ。そんな息子の七光りを父親の菅生新(すごうあらた)氏(58)もふんだんに浴びているようだ。

 父親の知人が言う。

「彼は、経営コンサルタントとしてセミナーを行っています。その参加者たちに、自分や息子の近況を知らせているのですが、関西ローカルの報道番組からコメンテーターとして出演オファーが来たと言うのです」

 依頼をしたのは、大阪・毎日放送の「VOICE」。夕方6時台の本格的ニュース番組だ。今でこそ、息子の将暉が圧倒的な知名度を誇るが、以前はテレビやラジオでパーソナリティを務めていた父親のほうが、関西では知られた存在だった。

「息子が有名になって、メディアへの露出は控えていたのですが、今回は、関西圏では名の通った生放送の番組でしょ。本人はおしゃべりで、要らんことまで言ってしまうので、周囲は心配しているのです」(同)

息子の事務所にお願い

 出演依頼について、当の新氏は、

「確かにオファーは受けています。僕は関西のテレビ局のプロデューサーを山ほど知っていますから。でも、まだ何も決まっていないんです。東京にいる時間の方が長く、週1で大阪は難しい。断るつもりでいます」

 と言うから、ホッと一安心。だが、この後、しゃべり出したら止まらない。

「これまでは経済や経営についてのコメンテーターをしていましたが、報道だと政治や事件も扱うでしょ。敵を作ることにもなるし、乗り気じゃないのよ。あと、僕はコメンテーターというより、MCタイプで、話を振る方が好き。まあ、求められれば、それなりのコメントはしますけどね」

 さらっと自慢を織り交ぜたかと思えば、

「僕は出たがりだと思われているかも知れないけど、メディア出演はPRのためで、タレントになりたいわけではないんです。目立って出馬の誘いが来ても嫌だしね。昔からちょこちょこ話は頂くんですけど、政治家になる気はないんです」

 って聞いてないんですけど……。軌道修正して息子のことについて聞くと、

「是非、ハリウッドに行ってほしいですね。日本人で若くして海外で活躍した俳優っていないでしょう? 渡辺謙さんも凄いけど、キャリアを積んでから行かはった。息子が行きたいかどうかは分らんけど、英会話はやっているみたいですし。僕も息子の事務所に、“英語を学べるような教養番組に出演させてほしい”ってお願いしているんですよ」

 とにかく、クビを突っ込みたい“出たがりパパ”。そんな父親の血を受け継ぐ以上、菅田のハリウッド進出も夢ではない?

週刊新潮 2017年10月5日号掲載

ワイド特集「ショウほど素敵な商売はない」より

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