「佳子さま」ご成婚に暗雲… 「堀内王国」をぶっ潰す長崎幸太郎

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 御簾(みす)の向こうの次なる慶事として、期待を集めるのが英国へ留学中の秋篠宮家の次女・佳子さま(22)。

 そのお相手が、富士急行グループを率いる堀内家の御曹司で、2人の恋路に水を差す醜態が「堀内王国」で起こっているのは本誌(「週刊新潮」)既報の通り。加えて、来たる総選挙では、王国の一翼を担う代議士の行く末に危機が迫り、ご成婚にも暗雲が漂い始めたのである。

 これまで富士急の牙城・山梨2区は、創業家一族の故・堀内光雄元通産相の義理の娘・詔子(のりこ)氏(51)が、自民党公認ながら2回連続落選、比例復活の憂き目にあっている。対する無所属の長崎幸太郎氏(49)に票を奪われてきた格好だが、彼のバックには、あの二階幹事長がついているのだ。

「長崎氏は、郵政選挙で刺客として送りこまれた元官僚で、離党後は二階派の特別会員として復党を模索中の身。今回の選挙は“親分”の二階氏がついに幹事長となり発言力を増している。一方、堀内氏が属する岸田派は一貫して反対の立場で、保守分裂が決定的となりました」(政治部記者)

 まさに、党の重鎮を味方に「堀内王国」をぶっ潰す構えの長崎氏だが、すでに戦いの狼煙は上がっている。

 選挙区のさる市議が言う。

「早速、長崎さんを中傷する怪文書が自宅に郵送されてきましてね。前回の選挙では、詔子さんを中傷するビラも撒かれたけど、もうウンザリ。光雄さんが存命の頃はこんなことなかったよ」

 かくて、有権者の声を無視した「政治屋」が、こんな所にも蠢(うごめ)いているのだ。

週刊新潮 2017年10月5日号掲載

特集「嘘と恨みと私利私欲 落としたい『政治屋』」より

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