小池新党の番頭「若狭勝」と「細野」「長島」のビミョーな距離

政治週刊新潮 2017年9月14日号掲載

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 過度の期待は裏切られるのが相場というもの。その点、鳴り物入りで発足予定の“小池新党”に、彼らから戸惑いの声が漏れるのも自明のことだった。

「民進党を飛び出した細野豪志さんと長島昭久さんが臨時国会前に立ち上げる予定の新会派が難航しているのです」

 と、政治部デスク。2人は小池百合子都知事の“番頭”たる若狭勝衆院議員(60)と協議を重ねている。

「両氏は議員になってまだ3年足らずの若狭さんに政策面で物足りなさを感じていて、“政策での一致がなかなか難しい”と漏らしていました。さらに、メディアに出たり、塾を立ち上げたり、自身が主役であるかのように発言している。そこで、とりあえず若狭さんを除いた形で会派を組むことが検討されました」(同)

 細野氏周辺も言うのだ。

「今後、民進党から離党してくる数人と組むことも。母体を大きくして、主導権を握りたいところです」

 実際、先月29日には、細野氏、長島氏に加え無所属の野間健衆院議員の3名のみで会合を持った。

「これに若狭さんは“聞いていない”と周囲にあからさまに不快感を示していました。自分抜きで話が進むことを嫌がっているのです」(先のデスク)

 鍔迫り合いが始まっているわけだが、当の若狭氏に聞くと、

「憲法第8章、地方自治については改正することですでに合意していますが、他の部分についてはまだです。外交安保など、これから詰める必要があります。ただ、私抜きで新会派が出来ることはありえません」

 どちらも過度な自信は禁物ですよ。