韓国で激化する反日運動 「徴用工像」設置に「慰安婦像」搭乗バス、その代償は

韓国・北朝鮮週刊新潮 2017年8月31日秋風月増大号掲載

 大統領に就任してから100日を迎え、韓国の文在寅(ムンジェイン)氏(64)は我が国への反旗を鮮明にし始めている。後に撤回したものの、盧武鉉(ノムヒョン)政権時代に自身が断じていた「徴用工に請求権なし」の主張を一転させ、 “日本の賠償を求める個人請求権がある”との新見解を表明。文政権発足後に激化する“反日運動”の新たな象徴といえるのが「徴用工像」である。

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 日本支配からの解放を祝う8月15日の「光復節」の3日前、ソウルと仁川の2カ所に像が設置された。

 ひとつは、労働者らが日本各地へ送り出されたソウルの龍山駅前で、もう1体は仁川の三菱重工の工場跡地。共に反日の聖地として崇められつつあるという。

「この像は、慰安婦像と同じ製作者によるもので、文政権を支持する労働組合が設置を主導しています」

 と言うのは、元朝日新聞ソウル特派員でジャーナリストの前川惠司氏だ。

「慰安婦像を国内外に作ってきたのと同じように、徴用工像も世界へと広めていくつもりなんです。文政権の外相は、国連に勤めた経験のある女性ですから、そのパイプを活かして徴用工は国際的な人権問題だと国連へ訴えると思いますね」

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