乙武洋匡、本当の離婚理由は“モラハラ”言動 元夫人をノイローゼ状態に
「訴えるぞ」
また、子どもたちとの関係においても、仁美さんは乙武氏に不満を募らせていたという。先に触れた通り、不倫報道後、周囲の目を気にした乙武氏は外出を控えざるを得なくなっていたが、
「とはいえ、まだ小さいお子さんたちを、週末やゴールデンウィークなど、ずっと家に引き籠らせるわけにもいかない。そこで奥さんが、子どもたちを外に連れて行こうとすると、乙武さんはそれを認めようとせず、俺を最優先しろと『命令』。一体どうすればいいのか、彼女は途方に暮れていました」(前出とは別の元夫人の知人)
外出に関することだけではなく、
「例えば、お子さんを幼稚園の送迎バスに乗せるために、仁美さんがほんの数分、彼のもとを離れると、自宅マンション内にある共用の会議室に行きたがった乙武さんは、『自分を放り出すのか』『どれだけ自分が惨めか分かるか』などと仁美さんを何度も詰(なじ)り、LINE(ライン)を通じても延々と彼女を責めた。とにかく彼は、自分の思い通りにいかず、少しでも奥さんが従わないと癇癪を起こし、自宅内のモノに当たったりして、彼女もどう対処すればいいのか分からず、困り果てていました」(同)
挙句には、
「乙武さんは仁美さんに、『俺の面倒を見ないと、障害者虐待防止法で訴えるぞ』とまで言ったそうです。不倫という『悪いこと』をしたのは彼なのに、なぜ自分が責められなければならないのかと、彼女は次第にノイローゼ状態に追い込まれました。別居直前には、彼女の顔から表情が消え、黙り込むことも増えていった。『家出したいんだけど、どこかないかしら』と、友だちに相談するところまで、彼女は追い詰められていたんです」(同)
つまり、仁美さんにしてみれば、
「離婚の原因は、ひとえに乙武さんの理不尽な態度。それに耐えられないから離れ、別れるしかないと、彼にもちゃんと伝えていたんです。それなのに、『ワイドナショー』では、不倫騒動の大きさに妻が戸惑いを覚えたことが離婚原因と言わんばかりでした。そうじゃない。現に彼女は連名の謝罪文を出すという恥をしのんでも夫を守ろうとした。彼女が我慢できなかったのは、その守ろうとした乙武さんの、一向に改善されない、それどころか不貞行為の反省も見られず、家庭を再建しようとしない態度そのものだったんです」(前出の乙武家関係者)
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(3)へつづく
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