“幸福”清水富美加が歌手デビュー チケット購入者の個人情報は

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幸福の科学でーす

 清水は「千眼美子オフィシャルブログ」で7月21日に自撮り動画を公開し、こう語っていたのだ。

「いろんな不安を抱えてらっしゃる人がいると思うので、今日はそれを解消したいなあ(中略)その(チケット予約時に必要な)住所とか名前とか電話番号とかって、勝手に登録されちゃう不安があるのではないかなと思うんですけれども、そういったことは一切ございません。住所書いたから、もう家にピンポーンみたいな、“幸福の科学でーす”“この前、ドームに来てくれたんですか、ありがとうございます。で、いつ会員になってくれるんですか?”みたいなこともありません」

 しかし女性宅にダイレクトメールは届けられた。未開封のままだった袋を開けると、中には大川隆法著『伝道の法』と東京ドーム講演の広告。住所はWeb予約時に入力したものというが、宛名はなぜか「経営者様」。

「自営業なので、父宛てと思ったのです」(前出女性)

 宗教ジャーナリストで、今回のチケットも申し込んだにも拘らず、教団から断られた藤倉善郎氏が言う。

「宛名が経営者様ですから企業の電話帳などを見て送ってきたものが、たまたま予約した後に届いたんでしょう。ただし今後、Web予約で入力した住所が、教団の活動に利用される可能性は大いにあります。教団に差し出した個人情報を、教団が取り扱うには問題ありませんから」

 今回、入手した個人情報について幸福の科学は、

「教団としては社会常識に則りつつ、自由闊達に伝道活動を行っております。講演会のウェブ予約時に入力された個人情報については、個人情報保護に関する慣例法令を遵守しており、ご本人が希望されない限り、メールマガジンや発送物を送付することはございません」

 自分の情報は自分で守らないと、自由闊達な清水富美加が伝道と称し、「千眼でーす。で、いつ会員になる?」なんてことも……?

週刊新潮 2017年8月17・24日夏季特大号掲載

ワイド特集「『おんな城主』槿花一日の栄」より

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