「今井絵理子」と「不倫市議」が越えた“人として”の一線 破綻の嘘と突然の離婚要求

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妻の実家から資金援助

 実際、自民党兵庫県連の関係者に取材してみても、

「確かに橋本の行状に奥さんは頭を痛めていましたが、夫婦仲が破綻していた印象は薄い。例えば歯科医の資格を持つ橋本は5年前、歯科医院を開業しました。その際、奥さんの実家から資金援助を受けたと言っていました。また、2年前、橋本が3選した市議会議員選挙の出陣式には、奥さんも奥さんのご両親も顔を出しています」

 という類の証言がボロボロ出るし、何より橋本氏自身のFacebookを見ても、彼が主張する「4〜5年前」よりこちら側に、妻や子どもとぶどう狩りに行く写真や、一緒に撮ったプリクラ写真などがアップされているのだ。

 むろん、こうした状況は、今井議員も少し調べればわかるはず。逢瀬を重ねたのが、橋本氏の破綻証言を鵜呑みにしたからだとしても、それが免罪符になるワケがない。その上で、「(橋本氏を)尊敬している」「好意がある」などと明言しているのだから、妻から「同罪」「共犯者」と見られても仕方ないのである。

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