現役女子大生の“出品”も… ブラックマーケット化するメルカリ、決済に問題?

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現役女子大生

 たしかに検索してみると、若い女性の写真と一緒に〈現役女子大生とのトーク〉とか、〈お食事などに同行します〉といった“出品”がぞろぞろ。値段は1000円前後となっているが、具体的には会ってからという怪しいものも。ためしに、〈同行〉を出品している19歳の女子大生「彩(仮名)」さんに聞いてみると、自分は対人恐怖症を治すために利用していると前置きしたうえで、

「はっきり言って出会いを求めてくる人も相当数います。自己紹介もなしに“2人でドライブに行こう”とか。応募が来た21人のうち8人は怪しかったです」

 そもそもメルカリは、強みであるはずの「決済」に根本的な問題を抱えているのではないかと指摘するのは先の吉岡弁護士だ。

「メルカリは買い手から金を預かり、売り手に振り込む仕組みになっていますが、『資金決済法』の資金移動業にあたる可能性がある。すると、預り金以上の供託をしなくてはなりませんが、メルカリは同法に触れないと主張している。また、同社は預り金を1年間保管して取引に使えるとしていますが、これも疑問です。出資法は反復継続して行う預り金の受け入れを禁止しているからです」

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