まつエクしてる場合か「稲田朋美」 辞任となった“日報問題”の経緯

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 矢面に立たされた閉会中審査でも、永田町のファッションリーダーは健在だった。7月28日に辞任を表明した稲田朋美前防衛相(58)にまつ毛エクステは欠かせないのだ。しかし、そんな場合か。

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 7月24、25日に開かれた衆参予算委員会の閉会中審査という戦闘の場に、顔面フル装備の態勢で臨んだ稲田前防衛相。

 お馴染みのまつ毛エクステはむろんのこと、いま流行りの赤い口紅と丸ぶちメガネ、耳には2つのダイヤのピアス……。

 準備万端、専守防衛に努めたせいか、野党議員からの追及はほぼ安倍総理に向けられ、稲田前防衛相に対しては拍子抜けするほどあっけなく終わった。

 もともと、彼女には南スーダンにおける国連平和維持活動(PKO)の日報の扱いについて、虚偽答弁の疑いが持ち上がっていたのはご存じの通りだ。

「ところが、“防衛省を統制できている自負はありますか?”と執拗に突っ込みを入れたのは、蓮舫参院議員くらいでした」

 とは、政治部デスク。

「それに対し、稲田さんは、“シビリアンコントロールは利いていると思います”と、自信なさげに答弁していた。全体的に稲田さんへの追及が甘くなったのは、やはり、野党側が前回の閉会中審査に出席しなかった安倍総理を集中的に攻撃する方針を取っていたからです」

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