豊田真由子、被害届受理で逮捕か書類送検か 「示談は考えていない」と元秘書

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 今となっては、断末魔の「叫び」でしかない。本誌(「週刊新潮」)でおなじみ最恐議員・豊田真由子代議士(42)の狼藉につき、埼玉県警はさる6日、元男性秘書(55)の被害届を受理した。「精神不安定で入院中」と称する四面楚歌の“選良”に、いよいよ捜査の手が伸びる――。

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 都議選を挟み、昼夜を問わずテレビ画面から流れていたのは、もっぱら豊田議員の金切り声であった。

 あらためて振り返ると、決死の告発に踏み切った元秘書は5月19日から3日間、運転手を務めていた車内で彼女から暴行を受け、「顔面打撲傷」「左背部打撲傷」「左上腕挫傷」との診断を受けていた。

 この事実が世に出た途端、議員は雲隠れ。事務所は暴行の事実を認めつつも「お見舞金」での解決を目指しているとしてきた。が、さる関係者によれば、

「6月18日、元秘書の退職当日も、議員は暴行の事実を伏せるよう強く迫ったと聞きました。金銭での解決を持ちかけながら、時に泣き声で懇願したり意味不明な言動を繰り返したりし、議員側の弁護士も駆けつける騒ぎになった。かと思えば、辞めるはずの彼に平然と『ポスターを直しといて』と命じるなど、反省の様子はまるで窺えなかったといいます」

 元秘書は、本誌のこれまでの取材に、

「彼女の行為を司法はどう判断するか。それを確かめたくて6月27日、警察に相談に出向きました。近々、被害届を出したいと思います」

 そう語っていた。実際に、提出した診断書の書式を整えるなどし、届は9日後に受理されたのだった。

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