フォーリーブス江木俊夫、事情聴取されていた パトロン詐欺疑惑

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レクサスは勝手にくれた

 かなり胡散臭い雰囲気が漂うが、社長は60代後半になる女性。2年ほど前、その女社長が知人の紹介で江木のマネージメントを引き受けた頃から、会社の業績が悪化し始めたという。

「彼のイベントを数回行いましたが、月々200万円のギャラを支払っていました。他にも、レクサスの大型セダンを会社名義のローンを組んで与え、表参道のグッチで50万円のバッグや15万円の靴などを求められるがまま、度々、買い与えていたそうです」(同)

 そうこうするうち、昨年2月頃から社員への給料が減額され、さらにその半年後には給料の遅配が始まった。

「会員からの注文品も送れなくなり、芸能人イベントもなくなった。返金を求められても出来ず、会員が警察に相談したのが捜査のきっかけのようです」(同)

 ギャラの支払いや車のローンも滞る。江木が会社に怒鳴り込んで来たこともあったという。

 経営も杜撰だが、会社が傾いた一因は、江木のタカりにあったと恨み節の元社員もいる。当事者の二人はなんと言うか。

 現在、居所が不明の社長は、「お答えできません」と言うのみだが、江木本人は、

「警察には僕も呼ばれて行きました。社長との繋がりや、会社の役員を僕もやっているかといったことを聞かれ、会員のパーティーにタレントとして出ただけだと説明すると15分ほどで終わりです。月200万円というのは、イベントのコンサルタント料100万円と、ギャラの100万円。グッチはプレゼントしてもらったけど、タカっていません。車は社長が勝手に買ってくれただけで、大体、車も洋服も事務所が用意してくれるものです。怒鳴り込んだりなどしていませんよ」

 この先、何がどうひっくり返るのか。捜査の行方が気になるのである。

週刊新潮 2017年7月13日号掲載

ワイド特集「華麗なるちゃぶ台返し」より

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