“天才”藤井聡太、幼少時から見せていた「棋士の片鱗」 祖母語る

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■学校の成績は…

 そんな彼だから、一度頭が将棋へと向くとそれ以外は頭に入らなくなる。

「将棋のことを考えながら歩いていて、ドブに落ちたことが2〜3回はありました」(同)

 というし、今でもそれは変わらずで、

「今日も生徒手帳をなくしたなんて言っていました」

 と笑うのは、名大附中の担任・大羽徹教諭である。

「一方で、すごくこだわりが強いところもある。中2の頃、宿題の提出率が悪く、理由を聞いたら“学校の勉強は授業内がすべて。宿題はプラスαで、マストではないでしょう”と。いろいろ説明して、今は納得してくれましたけどね」

 ちなみに学校の成績は、

「すべてを勉強に向けられれば、トップ層に食い込むはず」(同)

 だそうだ。

特集「『深夜特急』読破で集中力アップ! 不二家チョコレートで脳のスタミナ!『藤井聡太』14年11カ月の棋譜」より

週刊新潮 2017年6月22日号掲載

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