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シロ判定だった三浦九段、将棋連盟への金銭補償請求は
あの騒ぎは何だったのかと首を捻るファンも少なくないだろう。将棋の三浦弘行九段(42)が、将棋ソフトを使って“カンニング”したという疑惑に将棋連盟が下した判定はシロ。だが、一連の騒動は、これにて投了となるのだろうか。
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日本将棋連盟が会見を開いたのは、暮れも押し迫った12月27日のこと。神妙な面持ちで登場した谷川浩司会長の発言は、奥歯にモノが挟まったという表現がピッタリだった。
〈今回の報告書では、三浦九段は不正を行っていないこと、常務会が出場停止処分を取ったのは妥当であること、この2つの結論を頂きました〉
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三浦九段の疑惑、使用したと見られるソフトで検証してみると…
将棋界のトップクラスに君臨する三浦弘行九段(42)が真剣勝負の最中、こっそり将棋ソフトに頼るなんてことはにわかには信じられない。だが、日本将棋連盟の幹部によれば、三浦九段が使っていたと見られる将棋ソフト「技巧」で確認してみると、終盤における棋譜と93%の一致率を見せたという。
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そもそも、将棋界に大きな波紋を生じさせた将棋ソフトなるものは、いつから世の中に出てきたのか。
世界初の将棋ソフトは1975年、のちにコンピュータ将棋協会会長となる、早稲田大学の瀧澤武信教授をメインプログラマーとしたチームによって開発された。...
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