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日本郵政、400億円超え赤字転落 「西室泰三」の大罪
2007年の民営化以降、日本郵政が連結決算で初の赤字に転落した。当初、3200億円の黒字を予想していたものの、蓋を開けてみれば400億円超の大赤字。社内では、その“元凶”は西室泰三前社長(81)だと囁かれている。
ゴールデンウィーク前の4月25日、日本郵政の長門正貢社長(68)は記者会見でこう語っていた。
「負のレガシーを断ち切り、攻めの経営のスタートラインに立つ」
長門社長が口にした負のレガシー(遺産)とは、2年前の上場前に6200億円で買収した豪州の大手物流会社「トールホールディングス」を指す。...
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『住友銀行秘史』より面白い著者の「前妻愛人乱脈秘史」
ベストセラーの紙背には、本編に勝るとも劣らない「番外編」があった。10月上旬に刊行され、発売から10日間で10万部超を売り上げた『住友銀行秘史』(講談社)。著者で元住銀の取締役だった國重惇史氏(71)は、上梓と並行して自らの“秘史”も刻んでいたのだ。
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同書は、戦後最大の経済事件とされる「イトマン事件」に、3000億円ともいわれる巨額資金が引き出された住銀内部から迫った作品である。
國重氏は当時、業務渉外部の部付部長でありながら“住銀の天皇”と称された磯田一郎会長はじめ、頭取や重役らの一挙手一投足をつぶさに把握していた。...
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