日本郵政、400億円超え赤字転落 「西室泰三」の大罪

企業・業界週刊新潮 2017年5月18日菖蒲月増大号掲載

 2007年の民営化以降、日本郵政が連結決算で初の赤字に転落した。当初、3200億円の黒字を予想していたものの、蓋を開けてみれば400億円超の大赤字。社内では、その“元凶”は西室泰三前社長(81)だと囁かれている。

 ゴールデンウィーク前の4月25日、日本郵政の長門正貢社長(68)は記者会見でこう語っていた。

「負のレガシーを断ち切り、攻めの経営のスタートラインに立つ」

 長門社長が口にした負のレガシー(遺産)とは、2年前の上場前に6200億円で買収した豪州の大手物流会社「トールホールディングス」を指す。

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