ついに検察審査会が動きだす 元TBS記者の準強姦 起訴の可能性は
■ついに女性が顔出し会見で告発! 検察審査会が動き出す総理ベッタリ記者の「準強姦」(下)
官邸に近い警視庁刑事部長によって握り潰された、山口敬之・元TBSワシントン支局長(51)の準強姦逮捕状。ついに被害女性・詩織さん(28)が顔出し会見で告発を行い、事件は新たな局面を迎えている。
意識不明の詩織さんを毒牙にかけた後も、彼女からのメールに対し、山口氏は〈あなたは床に吐いたゲロの上で寝込んでいました〉〈勝手に行為に及んだというのは全く事実と違います〉と不誠実な対応を続けた。
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中村格警視庁刑事部長(当時)
やり取りを続けながら、詩織さんは警察に告訴状を提出する機会を窺っていた。それが高輪署に受理されたのが2015年4月30日で、そこから両名を乗せたタクシー運転手やホテルのベルボーイの証言、防犯カメラの映像などの証拠が揃い、6月4日までには準強姦容疑で逮捕状が発付。8日、山口氏が米国から成田空港へ到着するタイミングで逮捕する算段だったが、その寸前で中止されたのだった。空港へ詰めていた捜査員から彼女に電話が入る。
「今、目の前を山口が通過していきましたが、上からの指示があり、逮捕をすることはできませんでした。私も捜査を離れます」
「上」とは他ならぬ中村格(いたる)・警視庁刑事部長(当時)である。社会部デスクが、
「昭和61年警察庁入庁組の出世頭です。菅さん(義偉・官房長官)の秘書官として得意の危機管理能力を発揮し、絶大な信頼を得ました。官邸を離れた今も1日最低1度は菅さんと連絡を取り合う間柄なのです」
と評し、官邸の守護神として君臨する中村氏ご当人に、本誌(「週刊新潮」)は捜査中止の理由を質している。
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