紀子妃がご一計を案じた「女性宮家創設」ウルトラC

社会 週刊新潮 2017年6月1日号掲載

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 こと少子高齢化に関して瓢箪から駒のような不思議がないように、皇族数の減少もまた同じである。その解決策として消えては浮かんできた「女性宮家」問題。実は、その創設に関し、他ならぬ紀子さまが一計を案じられた過去があるというのだ。

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 宮内庁担当記者によると、

「政府はこれから、女性皇族に結婚後も公的な役割を与えて公務を継続する案を検討することになりました。ただ、結婚後も女性皇族が皇室に残る女性宮家の創設は先送りされそうです」

 女性宮家は認められないけど、結婚後も元皇族という肩書で公務は続けてもらいたい――虫の良い、あるいは玉虫色の落とし所が見え隠れするのだ。

 そんななか、かつて紀子さまが唱えられていたというウルトラC案が聞こえてきた。それは、

「娘たちと旧宮家との縁組を考えているんです。その後に女性宮家を作っていただくことはできるのかしら」

 といったもので、お言葉は各所に届けられ、様々な進言がなされたという。

皇籍復帰しか…

皇室の系図

「当然ながら、『眞子さまご婚約』の話が出たのは、ご計画を撤回されたということになるわけです。加えて、眞子さま自身が“私は女性宮家の当主になりません”とご辞退されたと理解できるでしょう。可能性は低いですが、『女性宮家創設すべし』という意見が大勢を占めたとしても、具体的には皇室典範の改正を待たねばなりません。そうこうしているうちにご結婚の運びとなるわけですから、現実的に典範改正は間に合わないのです」

 と、さる宮内庁関係者。

 女性宮家の創設が急速に現実味をなくすなか、麗澤大の八木秀次教授は、

「皇室の慶事に女性宮家の話を持ち込んではいけません」

 としたうえで、こう継ぐ。

「政府は、皇籍を離脱された方が国家公務員や公務員に準じる形で、ご公務を適宜なされるのを念頭に置いていると思いますが、それは本質的な解決策ではありません。まだ一般的な理解は広まっていませんが、旧皇族が皇籍に復帰される方法しかないと私は考えています」

 紀子さまのご一計に対する回答のひとつだということになる。

特集「『眞子さま』祝砲の不協和音」より