“僕が映るのはミサイルが飛んだ時” 言葉が軽い萩生田官房副長官

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失言にも気をつけよう

 政治家の面構えは良くも悪くも品性を表すという。対北朝鮮の緊張が高まる中、安倍総理側近の萩生田光一官房副長官(53)の顔つきが、どうも緊張感に欠けている。

 官邸担当記者の話。

「7日、フジテレビの番組に出演し、“北朝鮮がどう暴発するか分からないので、国民を守る態勢を作っていく”と語っていました。韓国にミサイルでも飛んでくる事態になれば、現地の日本人をどう保護するかは、政府の喫緊の課題です」

 すでに、日本大使館が作成した安全マニュアルに、退避施設の一覧表を載せるなど周知を図っている。

「その点、萩生田さんの危機管理は徹底しています」

 と、皮肉を言うのは官邸関係者。

「武力衝突の可能性を指して、周囲に、“ゴールデンウィークに韓国だけは行かない方がいいですよ”と勧めていましたからね」

 自民党関係者が継ぐ。

「他にも“当てつけで韓国人が日本人を退避所に入れないかもしれないし”と嘯(うそぶ)いていました。日ごろ、韓国を“大人げない国だ”と話し、厳しい姿勢は理解できるのですが、昨年の“田舎プロレス発言”といい、言葉が軽い」

 そんなご本人は連休中も、

「4日は山梨で総理お手製の焼きそばに舌鼓を打ち、側近ぶりをアピール。6日は都内のイベントに登壇し、“総理会見の後ろにいる人です”と紹介されました。萩生田さんはご機嫌で、“僕が映るのはミサイルが飛んだ時なんです”と冗談を飛ばしていましたね」(同)

 この顔を見たら、要注意ということのようだ。

週刊新潮 2017年5月18日菖蒲月増大号掲載

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