最後のフィクサー「佐藤茂」川崎定徳社長 表と闇勢力を交通整理

社会週刊新潮 3000号記念別冊「黄金の昭和」探訪掲載

「紙袋に、まんじゅうと一緒に入っていたんですよ。持ち上げてみて、まんじゅうだけの重さじゃないとわかった。『領収書はいらない。車代だから持って行ってくれ』と言われてね、『ああそうですか』と持ち帰りましたよ。後で確かめると1000万円入っていた。銀行の帯封は付いておらず、紐で十文字に縛ってあった。ピン札じゃない。おそらく自分のところで用意したもので、彼にとっては端金(はしたがね)だったんじゃないかと思う」

 バブルが弾けた平成4年(1992)のことだった。

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