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「今後のコメ価格はせいぜい300円程度しか下がらない」 現場からは批判が噴出 「物流が止まっているのに、小泉さんは何を言ってるのか」
石破茂首相(68)が政権浮揚の切り札に登板させた小泉進次郎農水相(44)。就任して間もなく、随意契約による備蓄米放出がテレビでは評判で上々な滑り出しに見える。だが、現場に目を向けると「江藤米」の弊害など問題が山積しているのだ。
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埼玉の米穀専門輸送業「G.R.TRANS」代表の山際満氏は、今回の備蓄米の配送が本格化するのは6月下旬になるとみるが、こんな不安があるという。
「前回までに入札された備蓄米のうち(3月分の)計21万トンが今さらになって、世に出始めているんです。...
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『住友銀行秘史』より面白い著者の「前妻愛人乱脈秘史」
ベストセラーの紙背には、本編に勝るとも劣らない「番外編」があった。10月上旬に刊行され、発売から10日間で10万部超を売り上げた『住友銀行秘史』(講談社)。著者で元住銀の取締役だった國重惇史氏(71)は、上梓と並行して自らの“秘史”も刻んでいたのだ。
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同書は、戦後最大の経済事件とされる「イトマン事件」に、3000億円ともいわれる巨額資金が引き出された住銀内部から迫った作品である。
國重氏は当時、業務渉外部の部付部長でありながら“住銀の天皇”と称された磯田一郎会長はじめ、頭取や重役らの一挙手一投足をつぶさに把握していた。...
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